妻への抗議が男のプライド復活のカギになった!?

41歳の既婚男性Fさんは昔からひ弱であまり活発ではありませんでした。会社勤めをする今も、出世コースから遠ざかり意見も言えずストレスを溜めこむ日々。夫婦関係は悪くはないものの、彼はEDの悩みを抱えていて1年ほどセックスレスでした。いまやもう、Fさんは自信を無くしていました。 そんなときに、なんとなく始めた筋トレが彼の人生を変える転機になりました。


きっかけはTV通販

ある休日、Fさんは奥さんと一緒にTVを観ていました。「ねぇ、これ欲しいわぁ」と言いながら奥さんが放送されているCMを指さしました。流れていたのはTV通販番組で、そこに映る商品は腹筋を鍛えるグッズ。元々ひ弱で運動をしないFさんには興味のないものでしたが、最近何かと「太った」ことを気にする妻にはちょうどいいかと、腹筋グッズを購入しました。

1週間でオブジェになって

購入してから1週間もすると飽きたのか、奥さんは腹筋マシーンをその辺にほったらかしにしていました。使わないわりには「あー痩せたい」と言う彼女に、Fさんは何となく怒りを感じました。彼は元々波風立てたくない性格なので口には出しません。「俺が使って腹筋割ってやる!」と行動で抗議の意を示すことにしました。

不毛な抗議が意外な結果に

それほど高くなかった腹筋マシーンですが、使ってみると意外に効く感じがしました。実際、使い始めて数日は筋肉痛が続いていたそうです。「やっぱりもったいなかったじゃないか!」と口には出さず、その後も彼は毎日無言の抗議を続けました。そんな不毛な行動をして3ヵ月。「わ、割れてる」気が付けばFさんはムキムキな腹筋を手に入れていたのです。

彼は意気揚々と奥さんの元へいき、見事に割れた腹筋を見せつけたのです。「お前も飽きなければこうなったのに!」。奥さんは目を丸くさせ、カチカチのお腹を触りながらこう言ったのです。「すごく、努力したのねぇ……あなた、やっぱりカッコイイ人ね」。突然のノロケ発言にFさんはびっくりしたそうです。

勇気を振り絞って悩みを解決しはじめる

それからFさんはこれまで恥ずかしくて、情けなくて踏み込めなかったED治療を開始しました。カッコイイと言ってくれた妻のために、努力すればできる自分のために、克服しようと勇気を振り絞りました。

Fさんの症状は、専門のクリニックに通うことで、みるみる改善していきました。正しい治療法を受けれることは、つくづく大切だなぁと実感したそうです。

また、会社でも少しずつやる気を見せ始めました。それまで意見をしようともしなかった彼が、鍛えられたお腹から声を出して「私はこう思います!」とはっきり発言できるようになりました。出世コースに戻れるかはわかりませんが、少なくとも会社にとって不必要な人間ではなくなるはずです。

ちょっとしたきっかけで、継続的にトレーニングを開始し「妻への無言の抗議」という形で目標を達したFさん。結果は意外な形となったものの、逆に功を奏して様々な悩みを解決する勇気と自信につながりました。 男にとって自信は魅力の源。プライドさえあればシニアであっても輝ける。Fさんの姿から学べることは多いですね。